「フリーランスエンジニアになりたい。始め方・案件獲得・単価相場を知りたい」
2026年2月時点でフリーランスエンジニアの月額平均単価は79.9万円(エン・ジャパン『フリーランススタート』定点調査)。
年収換算で約950万円、職種別ではVPoE・SREが90万円超、フロントエンド60〜90万円、バックエンド70〜90万円が相場です。
常駐77.7万円/フルリモート82.1万円とリモート優位の構造に変化しています。
本記事ではテンショクIT編集部が、始め方・案件獲得方法・単価アップの全体像を公的データで徹底解説します。
結論として、「実務経験3年+フリーランスエージェント複数登録+準委任契約」が最短ルート。初年度から会社員時代の年収を上回るケースが大半です。
- フリーランスエンジニアの単価相場(2026年最新)
- 独立前にやっておくべき準備リスト
- 案件獲得の主要4ルート
- 準委任契約の基礎と注意点
- フリーランスエージェント比較
フリーランスエンジニアの単価相場【2026年最新】
エン・ジャパン『フリーランススタート』のレポートによれば、職種別の月額単価相場は以下の通りです。
| 職種 | 月額単価相場 | 年換算 |
|---|---|---|
| VPoE | 100〜130万円 | 1,200〜1,560万円 |
| SRE | 85〜110万円 | 1,020〜1,320万円 |
| テックリード | 85〜110万円 | 1,020〜1,320万円 |
| バックエンド | 70〜90万円 | 840〜1,080万円 |
| フロントエンド | 60〜90万円 | 720〜1,080万円 |
| インフラ/クラウド | 70〜95万円 | 840〜1,140万円 |
| 機械学習 | 80〜120万円 | 960〜1,440万円 |
| PM/PdM | 85〜120万円 | 1,020〜1,440万円 |
常駐案件は77.7万円/フルリモート案件は82.1万円と、リモートの方が単価が高い傾向です(2026年1月時点)。
フリーランスになる前にやるべき準備
| 項目 | 具体内容 | 推奨タイミング |
|---|---|---|
| 実務経験 | 会社員で3年以上の開発経験 | 独立2年前 |
| ポートフォリオ | GitHub・成果物URL整備 | 独立6か月前 |
| クレジットカード作成 | 会社員のうちに高与信カード取得 | 独立6か月前 |
| 住宅ローン申込 | 必要なら会社員のうちに | 独立1年前 |
| 開業届・青色申告承認申請 | 独立後1か月以内に税務署提出 | 独立後 |
| 個人事業主用口座 | 事業用と私用を分離 | 独立後 |
| 会計ソフト | freee/マネーフォワード契約 | 独立後 |
| 国保+国民年金切替 | 退職後14日以内 | 退職直後 |
案件獲得の主要4ルート
| ルート | 単価帯 | 難易度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| フリーランスエージェント | 70〜120万円 | ★(容易) | 初心者〜中堅 |
| クラウドソーシング | 5〜30万円 | ★★ | 副業・実績作り |
| SNS/直営業 | 80〜200万円 | ★★★★ | ブランド力ある中堅以上 |
| 知人紹介・リファラル | 60〜150万円 | ★★(容易) | 会社員時代の人脈活用 |
初年度はエージェント+リファラル併用が安全。実績を積んだ後にSNS・直営業で単価UPを狙うのが王道です。
契約形態の基礎【準委任契約と請負契約】
| 契約形態 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 準委任契約 | 稼働時間に対して報酬。完成責任なし | 常駐・週稼働型の開発参画 |
| 請負契約 | 成果物完成に対して報酬。完成責任あり | 受託開発・LP制作等 |
| SES(準委任の一種) | クライアント先で稼働 | 常駐型エンジニア |
初フリーランスは準委任契約から始めるのが推奨されます。完成責任を負わないため、未知のリスクを回避できます。
フリーランスエージェント比較【2026年版】
| エージェント | 強み | 得意単価帯 |
|---|---|---|
| テックゴー(TechGO) | ハイクラス案件・年収交渉に強い | 80〜130万円 |
| Remoful | フルリモート案件特化 | 70〜120万円 |
| レバテックフリーランス | 業界最大手・案件数最多 | 60〜120万円 |
| Midworks | 正社員並み福利厚生 | 60〜100万円 |
| PE-BANK | 地方案件・継続契約に強い | 50〜90万円 |
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単価アップの3つの定石
| 定石 | 具体アクション | 単価インパクト |
|---|---|---|
| 上流工程参画 | 要件定義・設計・PMロール | +20〜40万円/月 |
| 希少スキル獲得 | Go・Rust・生成AI・SRE | +15〜30万円/月 |
| 複数エージェント登録 | 3〜5社で相見積もり | +10〜20万円/月 |
| 長期継続案件選択 | 3か月→6か月→1年契約 | 安定+更新時単価UP |
| 商流の浅い案件 | エンドクライアント直契約 | +10〜30万円/月 |
フリーランスエンジニアのリスクと対策
| リスク | 対策 |
|---|---|
| 収入の不安定 | 3〜6か月分の生活防衛資金確保 |
| 社会保険料増 | マイクロ法人化(年商700万円超) |
| 有給・産休なし | 所得補償保険・小規模企業共済加入 |
| 営業負担 | エージェント複数登録+自動化 |
| スキル陳腐化 | 稼働時間の20%を学習に確保 |
| 孤独感 | フリーランスコミュニティ参加 |
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よくある質問
Q. 経験何年からフリーランスになれますか?
目安は実務3年以上。エージェント案件の大半が3年以上を要件にしています。1〜2年でも案件はありますが、単価は40〜60万円と低めです。
Q. 未経験からフリーランスになれますか?
原則NG。まず会社員で3年経験を積むのが王道。未経験でクラウドソーシングは可能ですが、月収10万円以下が現実です。
Q. フリーランスと会社員、どちらが手取りが多い?
同じ年収なら会社員の方が手取りが多い(社会保険折半・福利厚生があるため)。フリーランスは年収を1.3〜1.5倍にして同等になる目安です。
Q. 開業届はいつ出せばいいですか?
独立後1か月以内に税務署へ提出。同時に「青色申告承認申請書」も出すと、最大65万円控除を受けられます。
Q. フリーランスから会社員に戻れますか?
戻れます。3〜5年のフリーランス経験はキャリアアップ転職で評価される傾向。テックリード・PMポジションへの復帰も可能です。
まとめ
- フリーランス平均単価は月79.9万円(年950万円)
- 独立前に3年実務経験+ポートフォリオ+カード作成
- 初年度はエージェント+リファラル併用が安全
- 準委任契約からスタートし、上流参画で単価アップ
- テックゴー・Remoful等の特化エージェント活用が近道

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